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無冠の大器が花開くか⁉山田達也(やまだ・たつや)選手の紹介

山田達也と言えば、絶品なさばきが持ち味の実力者だが、いまだグレードレースを一度も制していないのが不思議と言われる。SGやG1などでも格負けしないテクニックを持ちながら、デビューして17年、大きなタイトルに縁がない。 2003年に最優秀新人選手賞を獲得した28期の逸材。同期のライバル、中村雅人とさばきなど技術面では大差ないのに、中村はSG・6勝などグレードレースを19勝と、実績面で大きく差が開いてい […]

全国屈指のスタート力を誇る女子レーサー 佐藤摩弥(さとう・まや)選手の紹介

佐藤摩弥と言えば、全国でも1、2位を争うスタート力が最大の武器と言える。たとえマシンの状態が悪くても、スタートだけは決める速攻派。エンジンが仕上がっていると、とてつもない破壊力で独走態勢に持ち込んでしまう。整備力、スタート力、ハンドルテクニック。このどれか一つでも抜きんでていればS級での活躍は可能だが、佐藤のスタート力はそれほど半端ではないということだ。 最近では追い上げるテクニックも身に着けてき […]

無冠返上に最も近い男 早川清太郎(はやかわ・せいたろう)選手の紹介

今、オートレース界で「無冠の帝王」の名に最もふさわしいのは早川清太郎だろう。今年は9月の特別G1「共同通信杯プレミアムカップ」(山陽)で完全優勝を果たし、8月のG1「キューポラ杯」(川口)も準完全V(5戦4勝、3着1回)を飾るなど、無類の強さを発揮するシーンも少なくなかった。 そのG1・2勝を含め、今年の優勝は3回だが、優出は16回と安定した活躍を披露。ただ、G1もSGも主力の顔ぶれは変わらないの […]

オートレースSG・8冠の古豪 浦田信輔(うらた・しんすけ)選手の紹介

長く飯塚でトップの座を守ってきたのが浦田信輔だ。2000年前後から頭角を現し、SG優勝8回と、全国区の活躍を見せてきた。2011年にはスーパースター王座決定戦を制して「グランドスラム」も達成している。2020年7月に47歳となった。グレードレース制覇は2017年の「G2レジェンドカップ」が最後と、年齢的な衰えは隠せないが、グレードレース優勝40回、通算優勝回数114回のレジェンドは、まだまだ全国区 […]

山陽のエース悲願のSG初制覇へ佐々木啓(ささき・けい)選手の紹介

前期S級9位、今期はS級8位で山陽のトップに立つのは、すでにベテランの域に入っている佐々木啓だ。共同通信杯プレミアムカップなど、G1レースは7勝の実力者だが、まだSGタイトルには到達していない。現在47歳で、年齢的にも後がない時期に入っている。今年のスーパースター王座決定戦制覇へ、静かに闘志を燃やしている。 佐々木の真骨頂は安定したさばきだが、ここ一番での速攻力も衰えていない。雨は得意でなく、良走 […]

オートレース ついに悲願SG初制覇「森 且行(もり・かつゆき)」選手の紹介

元SMAPメンバーで、オート界でも屈指の人気レーサーの森且行が、11月3日の日本選手権(川口)優勝戦で、4度目のSG優出にして、ついに悲願のSG初制覇を飾った。大粒の涙を流したシーンはワイドショーでも広く放映され、SMAPのメンバーもコメントを出すなど、オートレース界の枠を超えたビッグニュースとなった。 森は1997年6月に選手登録。実に23年4カ月の歳月をかけ、手につかんだ栄冠だった。デビュー後 […]

オートレース 現役屈指のレジェンド「永井大介(ながい・だいすけ)」選手の紹介

永井大介の代名詞と言えば、全てのSGレースを制したレーサーに与えられる称号である「グランドスラム」だろう。 2010年11月の日本選手権優勝で自身初の「グランドスラム」を達成すると、2014年に「ダブルグランドスラム」(2度目のグランドスラム)も成し遂げた。そして2018年12月に3度目のスーパースター王座決定戦を制し、前人未到の「トリプルグランドスラム」達成に王手をかけている。 これまで重ねたS […]