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【ボートレース】風で注意すべきこと

競艇は基本的に、内3艇が助走距離の短いスロー発進、外3艇が助走距離の長いダッシュ発進となり、左回りで内側有利というハンデを、助走距離の長短で補っている形になる。

よって、進行方向に対して「追い風」の場合は、助走距離の短いスロー勢にとって、後方から風が押してくれることになり、相対的に追い風は「内有利」となる。

一方、進行方向に対して「向かい風」の場合は、ただでさえ助走距離の短いスロー勢が風の抵抗も受けるため、向かい風は「内が不利」→「ダッシュ勢有利」となるわけだ。

風速や風向き、競艇場の特徴などもあり、一概にそうは言い切れない面もあるのだが、基本的には「追い風は内寄りのスロー勢が有利」、「向かい風は外のダッシュ勢が有利」と覚えておいて問題ない。

ただ、風速が強すぎたり、風が舞っていたり、白波がたつほどの荒れ水面の場合は、前記の法則は成り立たず、その日のレース傾向を見極めることが不可欠で、細心の注意が必要だ。

また強風の場合、レースを一時中断することもあるが、安定板を付けてのレースを開始することもある。舟が風で飛ばされないように錘をつけるわけだが、そうなるとスピードが出せなくなる。

安定板をつけた場合、インコースが有利になることもあるが、荒れるレースもあるので風向きや選手の特徴などを知っておくとよい。

安定板
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