オートレース予想する上で抑えておきたい豆知識

オートレースを予想する上で、選手やレースの「格」を知ることは重要です。現在、選手は約400人で、S級A級B級という3つのランクに振り分けられています。またレースも、最高峰のSGレースを筆頭に、特別G1、G1、G2と格付けがあり、タイトルの有無、数が選手の格を決定付けます。最高齢選手、優勝回数など含め、オートの基礎知識を見ていきます。

選手ランク

S級は全選手の約12%の48人と狭き門です。上位選手はまず、このS級に入ることを目標、ノルマにしています。S級1位の青山周平選手は昨年、日本選手権、グランプリ、スーパースター王座決定戦と、5つのSGのうち3個のタイトルを獲得する大活躍でした。それ以前は、鈴木圭一郎選手(浜松)が6期連続で全国1位に君臨し、「1強」の様相でしたが、青山選手に1位の座を譲ったことで(鈴木はS級2位)、青山・鈴木の「2強」時代に突入しています。

最高峰のS級にはオート界のそうそうたるスターが名を連ねています。「絶対王者」と呼ばれるSG・21勝の高橋貢選手(伊勢崎)はS級5位、川口のエース永井大介選手は同6位、女子トップの佐藤摩弥選手(川口)は同14位、人気レーサーの森且行(川口)は同42位に位置しています。S級に続くA級は232人、B級は116人。女子レーサーは16人です。

レースランク

オートレースの最高峰はSGレースです。現在は「全日本選抜」「オールスター」「グランプリ」「日本選手権」「スーパースター王座決定戦」と、5つのSGレースがあります。史上最多、21個ものSGタイトルを持つのは現役の高橋貢選手。これに続くのは永井大介選手でSG15勝。以下、池田政和選手(川口)、浦田信輔選手(飯塚)、鈴木圭一郎選手がSG8勝で続きます。ちなみに現役選手には25人のSGホルダーがいます。

その他の豆知識

最高齢の現役選手は、何と76歳の安藤定実選手(飯塚)です。安藤選手を含めて70歳以上は7人います。逆に最年少は20歳で、2人います。また通算優勝回数が100回を超える現役選手は6人で、高橋貢選手は前人未到の207回の優勝歴を誇っています。まさに「絶対王者」にふさわしい実績と言えるでしょう。

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