飯塚オートレースで開催される「特別G1 共同通信社杯プレミアムカップ」が3月17日、開幕する。21日までの5日間開催に、地元エースの荒尾聡ら全国の精鋭が参戦。手に汗握る熱戦が期待される。
飯塚オートの絶対王者・荒尾聡が不動のV候補！
優勝候補筆頭は地元飯塚オートの荒尾聡で文句ないだろう。2月に浜松オートで開催された「SG全日本選抜オートレース」を制覇。通算5回目のSG制覇を飾ったのは記憶に新しいだろう。
今節は、その全日本選抜オート以来のレースとなるが、青山周平、鈴木圭一郎の2強を迎え撃つ立場として、負けられないところ。2021年は3強の一角、そして現役最強に上り詰める勝負の一年。グレードレース連覇でファンにアピールする。
青山周平、鈴木圭一郎も反撃必至！
近況のオートレースで2強の座を守る青山周平と鈴木圭一郎も黙ってはいない。青山は全日本選抜の優勝戦でトップスタートを決めながら、荒尾にさばかれ3着に沈んだ悪夢を払しょくする舞台。前節の川口オート「G1 開設記念グランプリレース」も優勝戦3着と取りこぼしているだけに、狙いは優勝あるのみだろう。
対する鈴木は、全日本選抜の優勝戦、続く川口オートのG1開設記念で、ともにスタートで後手を踏んで、2、5着と敗退。青山同様、優勝しか頭にない。直前の浜松オート普通開催は貫禄の完全V。リズムは悪くない。
荒尾聡、青山周平、鈴木圭一郎に割って入るのは誰か!?
荒尾聡、青山周平、鈴木圭一郎が優勝候補筆頭になるが、近況リズム上昇中の猛者からも目が離せない。飯塚オートの有吉辰也は、直前の川口G1開設記念で14回目のG1制覇。地元G1の今節で連続Vを飾るようなら、完全復活も夢ではない。
若井友和はその川口G1で準優勝。同期の有吉に優勝はさらわれたが、節間オール車券絡みと、気配の良さは光っていた。
同じ川口オートの中村雅人は、その川口G1開設記念で、オール連対で優出。優勝戦こそ故障で戦線離脱したが、近況の動き自体はかなりのレベルにある。
オート界の”絶対王者”である高橋貢、地元飯塚オートの篠原睦、山陽オートの佐々木啓、浜松オートの伊藤信夫らも安定感抜群で、仕上がり次第で急浮上も十分ある。
◎荒尾聡
〇青山周平
▲鈴木圭一郎
☆有吉辰也
△若井友和
△中村雅人
△高橋貢
△篠原睦
