川口オートの「G1 開設記念グランプリレース」は5日、予選3日間を終え、6日に行われる準決勝の出場メンバーが決まった。ただ1人、無傷の3連勝ので鈴木圭一郎(浜松)を中心に、青山周平(伊勢崎)、中村雅人(川口)、早川清太郎(伊勢崎)の4人が8号車で準決勝に進出。上位2車に与えられる優勝戦進出キップを目指し、熱戦が展開される。
鈴木圭一郎が無傷の3連勝!
鈴木圭一郎が気合満々だ。初日から危なげない走りで無傷の3連勝。準々決勝は3・27試走で上がり3・362をマークと、時計の裏付けも十分だ。
対する青山周平の3戦2勝、2着1回と準パーフェクトの走り。初日こそ2着に惜敗したが、2日目、準々決勝の走りは、鈴木以上に圧勝の印象をファンに与えた。
2強を迎え撃つ地元の中村雅人も2勝、2着1回。特に準々決勝では上がり3・349と、2強を上回る走破タイムをマークした。エンジンの裏付けで、さばきも際立つ。
軽ハン勢と雨巧者に警戒!
序盤の3日間は軽ハン勢の前残りが目立った。準決勝9Rに出場する0ハンの高塚義明は3戦オール連対。同じ0ハンの平川は2勝2着1回と大暴れしている。
準決勝10Rの0ハン高石光将は3、2、2着とオール車券絡みの走り。準決勝11Rの1号車・押田幸夫も2、3、2着の安定した走りが光る。
そして最注目は2、1、1着と快速を発揮している若手の稲川聖也。ハンデは重くなったが、準決勝12Rもスタートで飛び出し、独走態勢に持ち込めば、大駆けがあっても不思議ではない。
良走路なら重ハンの実力者、雨なら湿走路巧者の台頭に注!
6日の川口オートの天気予報は曇りで、準決勝の発走時間帯の気温は15~17度の見込み。降水確率は20%前後の予想で、雨が降るかどうかは流動的。レース直前まで気象状況から目が離せない。準決勝4個レースは良走路を想定して予想した。
準決9R
1号車 0 △高塚義明(川口)
2号車 0 平川博康(川口)
3号車 10 ▲山際真介(川口)
4号車 10 中山光(川口)
5号車 10 ☆渡辺篤(浜松)
6号車 10 有吉辰也(飯塚)
7号車 10 〇木村武之(浜松)
8号車 10 ◎中村雅人(川口)
準決10R
1号車 0 高石光将(川口)
2号車 10 △梅内幹雄(川口)
3号車 10 間中大輔(川口)
4号車 10 鈴木清(川口)
5号車 10 ▲大木光(川口)
6号車 10 ☆丹村飛竜(山陽)
7号車 10 〇佐藤摩弥(川口)
8号車 10 ◎早川清太郎(伊勢崎)
準決11R
1号車 0 △押田幸夫(川口)
2号車 0 深谷輝(川口)
3号車 10 ▲影山伸(川口)
4号車 10 ☆高橋義博(川口)
5号車 10 内山高秀(伊勢崎)
6号車 10 重富大輔(飯塚)
7号車 10 〇若井友和(川口)
8号車 10 ◎鈴木圭一郎(浜松)
準決12R
1号車 0 △稲川聖也(川口)
2号車 10 牧野貴博(川口)
3号車 10 越智尚寿(飯塚)
4号車 10 鈴木聡太(伊勢崎)
5号車 10 〇黒川京介(川口)
6号車 10 ☆山田達也(川口)
7号車 10 ▲松尾啓史(山陽)
8号車 10 ◎青山周平(伊勢崎)