飯塚オートレース「第64回 G1開設記念レース」は20日に開幕。24日までの5日間開催で激戦が繰り広げられる。中心は、地元エースの荒尾聡ら全国のS級レーサー31人。A級レーサーにも好調選手が多く、手に汗握る熱戦が期待される。
荒尾聡と鈴木圭一郎の動向がカギ!
地元エースの荒尾聡が復調気配だ。昨年12月の地元開催「G2オーバルチャンピオンカップ」は準決勝にも乗れずに敗退。続く山陽「G1スピード王決定戦」でも優勝戦に乗れなかった。
だが底力は侮れず、年末川口のスーパースターフェストでは、「SGスーパースター王座決定戦」に勝ち上がり、3着と善戦。今年初戦の伊勢崎オート「G1シルクカップ」では、優勝戦で青山周平の2着と完全復活の兆しを見せた。
今回は昨年12月の地元G2の汚名返上に、優勝あるのみの覚悟で挑む。飯塚の開設記念レースは2005年、2013年と過去2勝している相性のいいレース。雨の強さも折り紙付きで、天候不問で強さを発揮しそうだ。
もちろん、対抗格は鈴木圭一郎。今年初戦の浜松一般戦では、まさかの準決勝敗退で波乱を呼んだ。調子の変動は気になるが、昨年12月の飯塚G2「オーバルチャンピオンカップ」で優勝しているように、飯塚との相性は文句なし。この飯塚・開設記念も2017年と昨年に優勝を飾っており、連覇へ意欲満々で挑む。
・3/29飯塚3R→飯塚7R272,140円的中!
・3/23飯塚5R→飯塚6R762,190円的中!
台風の目は浦田信輔と早川清太郎!
近況は一息だが、飯塚と言えば浦田信輔を忘れてはいけない。現在の飯塚王者が荒尾なら、かつての飯塚の絶対王者は浦田。飯塚G1開設記念は4度優勝。SG・8勝を含め、通算優勝114回のレジェンドは飯塚走路を知り尽くしている。湿走路では割引が必要となるが、良走路なら近況を吹き飛ばす好走があっていい。注目だ。
「無冠の帝王」の早川清太郎も侮れない。強烈な決定力こそないが、近90走での3連対率は7割を超え、舟券の軸としては信頼大。飯塚は2009年にG2のジュニア選手権を制した思い出の地。2021年の目標でもある、悲願のSG初制覇へ向け、弾みをつけたい。
荒尾聡が地元の意地を見せるか⁉
中心は地元の荒尾聡だろう。近況リズムは上昇中。地元の意地で優勝を狙ってくる。近況ひと息の鈴木圭一郎だが、底力は一番。リズム上昇なら完全優勝も十分ある。
地元の浦田信輔、安定感抜群の早川清太郎も怖い存在。高橋貢、伊藤信夫はさばきで対抗。調子を取り戻しつつあるダブルグランドスラマーの永井大介が台風の目となる。
◎荒尾聡
〇鈴木圭一郎
▲浦田信輔
☆早川清太郎
△高橋貢
△伊藤信夫
△佐々木啓
△永井大介
△金子大輔